まーべらすEyeソフトウエア
まーべらすEyeはRes-NET型AIソフトウェアです。本ソフトウェアはオープンソースを利用していないZeroベースで当社開発したオリジナルソフトウェアです。
最大150階層のディープラーニングを構成することができ簡単な物体識別から、複雑な検査まで対応可能です。
検査に用いるアルゴリズムも高速タイプ、多品種対応タイプ、高精度タイプと2種類のアルゴリズムを搭載しています。目的に応じて利用するアルゴリズムを選択することができます。
特徴
①オールインワンソフトウェア
基本ソフトウェアには検査画面、アノテーション画面、学修画面、アノテーションツールが、全て組み込まれており、画像データを用いて学習データ作成から検査まで一つのソフトウェアで対応可能です。
②マルチ画像対応に対応。
1、2、4、8枚の画像を用いた検査に対応しています。
③高速処理
最速16msの超高速処理が可能です。
④オリジナルソフトウェア
Zeroベースで構築したソフトウェアがゆえに、中身を熟知しています。ご要求内容に合わせて、専用アルゴリズム組込みや、他の機器との連携など対応が容易です。
⑤外部機器連動
画像検査に必要な画像所得装置や照明機器などとの連携が可能です。PLCとの通信機能も備えており、ロボット動作との連動も可能です。
⑥検査閾値調整機能
推論確率で得られる割合を自由に設定することにより、判定結果を調整することができます。
⑦動体検査
画像撮影技術と組合せて動体にたいしての検査も可能です。
まーべらすEyeはご要望により様々な構成でご提供できます。
ご要望内容に拠り、まーべらすEye、まーべらすEye ASP、まーべらすEye ASP Plusを組合せてご要望に適したオリジナルソフトウェアを構築することができます。
まーべらすEyeの機能
グラフィックユーザーインターフェース(GUI)
まーべらすEye GUI
まーべらすEyeには学習画面、検査画面が搭載されています。
まーべらすEyeでは学習状況を確認できます。
学習度合いには学習不足や過学習もあります。この様な場合には最適なニューラルネットワークが形成できなくなる可能性が有ります。
学習状況を確認することにより最適なニューラルネットワーク形成が可能になります。
検査画面では、検査用アルゴリズムとディープラーニングに基づく検査結果を表示します。
OK/NG判定、欠陥箇所判定など様々な機能を持たせることができます。
判定閾値設定
品質検査においてはNG品をOK品にすることは許されません。加えてNG品中にOK品が多く含まれると歩留りの低下になります。
まーべらすEyeでは判定基準を任意設定できます。人の感覚でのみOK/NGを行える微妙な領域をまーべらすEyeで判定してみませんか。
まーべらすEyeスタータ
まーべらすEyeスターターは、AIを用いた画像処理を身近にする、撮像用カメラ、イメージングレンズ、まーべらすEye画像処理エンジン、画像処理装置を組み合わせた、手軽にAI搭載画像処理をはじめられるキットです。どんなカメラやレンズ、処理装置の選定の必要が無く、当社オリジナルディープラーニングが可能なまーべらすEyeを組み込んでいるため、取得画像を学習させて、ニューラルネットワークを形成できます。本キットは本格的な画像処理システムへのアップグレードも可能です。
まーべらすEyeスタータ構成
まーべらすEyeスタータの構成は以下のコンポーネントが含まれています。
- 300万画素CMOSカメラ
- 固定焦点イメージングレンズ
- 防振機能付き光学ブレッドボード
- ラック&ピニオンマウント付ポストセット
- GPU搭載汎用画像処理装置
- まーべらすEye
- まーべらすEye専用GUI
まーべらすEyeスタータ用途
まーべらすEyeスタータは以下の用途に最適です。
- 物体識別用ニューラルネットワーク形成
- ロボットピッキング用画像データ取得
- AGV用画像データ取得
- AI搭載画像処理をはじめたい方
- AI搭載画像処理システム構築の基本プラットフォーム
注意
まーべらすEyeスタータには照明及び検査応用等に必要な学習データは含まれておりません。これらへのご要望がある場合には、ご相談ください。