CAM接合 | 異種材料・積層部材の加工試験・共同開発

薄く塗って、乾かして、
加熱圧着する。

接合層と工程を見直し、部材設計の選択肢を広げる。

CAM接合は、部材表面に形成した薄い膜を介して加熱圧着する接合技術です。塗布・乾燥と組立の工程を分け、異なる材料を組み合わせる部材づくりを提案します。

薄い膜から、接合を考える。

CAMはChemical & Meltingの考え方に基づく接合技術です。材料の組み合わせ、膜厚、乾燥・加熱・加圧条件を用途ごとに検討します。

01 / 接合層

積層体の厚みを見直す

板や箔が薄くなるほど、接合層の厚みも設計上の要素になります。CAM膜の厚みと加圧条件を組み合わせ、必要な接合状態を検討します。

02 / 生産工程

塗布と組立を分ける

あらかじめ塗布・乾燥した部材を、組立時に加熱圧着する工程を検討できます。部材の扱いやすさや保管条件も、用途に合わせて確認します。

03 / 部材構造

材料ごとに役割を分担する

導電・放熱・絶縁・剛性など、必要な役割に応じた材料の組み合わせを検討します。接合状態と各機能の両立を、試作・評価で確かめます。

塗る場所と、組み立てる場所を分けられたら。

塗布・乾燥を前工程に、加熱圧着を組立工程に。設備配置や工程間搬送を含め、生産工程を見直す選択肢になります。

01

塗布

接合する部材表面に、CAM接合材を薄く塗布します。

02

乾燥

塗布膜を乾燥させます。目標とする膜厚に合わせて塗布・乾燥条件を調整します。

03

搬送・保管

乾燥後の部材を組立工程へ。保管期間や取り扱い条件は個別に確認します。

04

加熱圧着

必要なタイミングで重ね合わせ、加熱・加圧して接合します。

接合温度・時間・圧力は、材料・形状・必要性能によって異なります。既存設備への適用も、加工試験で確認します。

用途から、接合の可能性を考える。

モーター・積層部材

積み重ねるほど、接合層も設計の一部に。

モーターコア、アキシャルフラックスモーター周辺部材、積層バスバーなどが検討用途です。薄板・箔の積層や、異種材料を組み合わせる構造を加工試験から検討します。

積層後の厚み・接合状態・使用温度・必要な絶縁性能を確認します。

放熱・電子部材

熱の通り道を、接合層から見直せませんか?

ヒートシンク、高放熱基板、電子部材の取り付けなどが検討用途です。接合層を薄くすることを、厚み方向の熱抵抗を抑えるための選択肢として検討します。

熱抵抗は膜厚だけでなく、材料の熱伝導率・接触状態・接合面積にも依存するため、実部材で評価します。

異種材料の複合部材

一つの材料に、すべてを任せなくてもよい。

アルミ・銅などの金属や、金属とセラミック・ガラスなどの組み合わせが検討対象です。放熱・導電・絶縁・剛性の役割を材料ごとに分ける部材設計を支援します。

組み合わせごとに接合性、熱膨張差、使用環境を確認します。

用途例は開発・評価の検討対象です。製品での採用実績や要求性能への適合を一律に示すものではありません。

実際の接合サンプルをご覧ください。

GaNとアルミヒートシンクの接合サンプル
GaNとアルミヒートシンク
SiCと銅ヒートシンクの接合サンプル
SiCと銅ヒートシンク
ガラス接合サンプルの接合サンプル
ガラス接合サンプル
アルミヒートシンクと銅プレートの接合サンプル
アルミヒートシンクと銅プレート
モーターコアの接合サンプル
モーターコア
アルミとセラミックのサンプルの接合サンプル
アルミとセラミックのサンプル

写真は評価・試作用サンプルです。接合強度や膜厚の公開試験例は、紹介資料でご覧いただけます。記載の試験結果は各条件で得られた値であり、保証値ではありません。

材料の選定から、加工試験・共同開発へ。

Gタイプ

多様な材料の初期接合評価に。

銅を含む材料の組み合わせや、薄膜接合・工程適用の可能性を検討する際の候補です。まずはお客様の部材で、接合状態と課題を確認します。

Uタイプ

耐環境性能の作り込みに。

使用温度や環境条件への対応を検討する際の候補です。対象材料との接合性を確認し、必要性能に合わせた条件設計・共同開発へつなげます。

材料や要求条件によって適したタイプは異なります。詳細は紹介資料と個別相談でご案内します。

設計に入る前に、確認したいこと。

薄いCAM層だけで、絶縁を確保できますか?

乾燥膜単体の絶縁試験結果を、そのまま加圧接合後の絶縁性能とみなすことはできません。流動や部材の表面状態による局所的な金属接触も考慮し、接合後に評価します。必要に応じて、セラミックなどの絶縁部材を組み合わせる構造も検討します。

耐熱・耐水・気密性能は、どの用途でも同じですか?

材料の組み合わせ、形状、接合条件、使用温度・時間、液体への接触条件などで変わります。用途ごとの目標と評価方法を定め、実部材で確認します。水冷流路などの用途では、長期の耐水性と気密性を個別に評価する必要があります。

条件が決まっていなくても、相談できますか?

材料の種類と用途、現在困っていることからご相談いただけます。加工試験で確かめたい項目を整理し、条件の最適化や共同開発の進め方をご提案します。

その他のFAQを見る →

まずは、お客様の部材で
確かめるところから。

接合したい材料、使用温度、必要な性能、現在お困りのことをお聞かせください。加工試験で接合状態と課題を確認し、条件の最適化や共同開発へ進めます。

条件が固まる前のご相談も承ります。まずは材料と用途、ご検討中の課題をお知らせください。

接合例・試験データを、資料で詳しく。

CAM接合材紹介資料と、協力会社による放熱用塗膜資料をご用意しています。会社名・お名前・メールアドレスをご入力いただき、1つならPDF、2つならZIPでダウンロードできます。